ミルラ / 没薬

 ミルラ/ 没薬とは・・・

ムクロジ目カンラン科コンミフォラ属の樹木から分泌される赤褐色の植物性ゴム樹脂です。

その樹木はソマリア・ケニア・南アフリカ等の乾燥した高地にに自生する樹木です。

古代よりお香として焚いて使われていた記録が残っています。

また、ミイラの防腐処理に使用されていた経緯からミイラの語源はミルラから来ている説があります。

現代でもお香をはじめ、消臭剤、香水や歯磨き粉、ガム、精油を使用してアロマテラピー等にも使われているようです。

ミルラは、イスラム教のモスクやヒンドゥー教の寺院等で焚かれることがあるようです。

一見、ベッコウを砕いた感じにも見えるミルラ

ミルラを暫く精製水に漬けて、その後乾燥させるとこのようになります。

このミルラ素材は薄いのでチャコールタブレットで焚くと効率よく香りが広がります。

ミルラは鎮痛作用があると言われています。

その他、

集中力UP!!

若干、高揚する感じもあります。

思考的には、僅かに何かを信じ込みやすくなるかもしれません。

ソノリア産ミルラの主な成分:αコンミフォラ・βコンミフォラ・γコンミフォラ・α-Heerabomyrrholic・βHeerabomyrrholic・・・詳しくはこちらをご覧下さい。

Receptor:オピオイド説がありますか゛不明です。

Cytochrome P450:ラットでの文献しかありません。人体では不明です。個人的な感想ですが主にCYP2A6及びCYP3A4を阻害するハーブやスパイスとの相互作用が感じられます。

それでは✋